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レーザーなどによる痔の手術
痔の症状がひどい場合は薬ではカバーできず、やはり医師による治療が必要で、時には手術をしなければならないケースも当然あります。
内痔核では手術ではない注射療法も外科的治療として行われますが、外痔核も含め、切開手術をすることも一般的に行われています。切れ時ではあまり手術はしませんが、痔瘻は手術以外に治療方はありません。
内痔核で多量の出血を伴う場合に行われる手術が硬化療法(注射療法)です。これは痔核の根元に物質を硬くする作用をもつ薬品を注入して痔核を壊死させる方法で、手術時間が短いのがメリットです。同じ内痔核でもレーザー治療の出番も増えているようです。
これはレーザー光線を痔核に当てて切除する方法で、患部に直接器具を当てて行う「接触法」と、患部には直接触れない「非接触法」の2つがあります。レーザーは医師の思い通りの手術ができるので、悪化したイボを取り除くのには適しています。
他にも、消痔霊治療という平成16年に厚生労働省で認可された新しい治療法や、近年注目を集めているICG併用半導体レーザー療法などもあります。ICG併用半導体レーザー療法は切除する痔核に、まじめに人体に無害でレーザー光線を吸収する性質のICG(インシド・シアニング・グリーン)という色素を注入して、そこに半導体レーザーを照射し、痔核切除をする方法です。これは手術後の痛みも少なく、しかも安全性が高いということで注目されています。痔の手術も随分と進化してきているものです。
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